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移住者ブログリレー 先輩移住者が南越前町での日々のくらしを紹介します。
田上 夏伊
名前 | 田上 夏伊 |
出身 | 福井市 |
年齢 | 27歳 |
職業 | 地域おこし協力隊(2024年3月まで) |
私は地方都市である福井市で高校まで育ち、都市である神奈川県での大学生活を経て、ちょうど良い田舎感の南越前町へ移住しました。
今回は、田舎を楽しむことについて移住者目線でお伝えします。
南越前町には身近な距離に自然が溢れています。
自然が大好きな人なら大喜びなのでしょうが、私はアウトドアが大好きというタイプでもなかったので、移住した当初は「美しい景色だなぁ」と眺めているだけで満足していました。
住んでいる人たちも積極的に「自然の中へ遊びに行くぞー!」という方は少なく、山菜を採りに山へ入ったり、貝類を採りに海に潜ったりなど、自然の恵みを受けるための関わり方が多い印象です。
住民の方に連れられて自然を楽しむことで、「田舎に住む楽しみってこんなこともあるのか〜」と、自分の楽しみ方の幅が広がったように感じました。
都市で日々働いて非日常な開放感を得るために、自然へダイブする楽しさの消費ではなく、自然と関わることで生活の豊かさを生産するような楽しみ方を、移住してより意識するようになりました。
とはいえ、友人が来れば花見に行ったりスキーをしたりしています。楽しみ方の選択肢が多いのはありがたく、訪れた人それぞれに合った「ちょうど良い田舎の楽しみ方」を選択しています。