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移住者ブログリレー 先輩移住者が南越前町での日々のくらしを紹介します。

人の繋がりが生まれ、温もりを感じる場所

松本 克也・真澄

名前 松本 克也・真澄
移住前居住地 京都府
職業 ピザ屋

 

私達は、前職は京都亀岡で「パティスリーシェ・サンタ」お菓子屋をしておりました。

1993年に創業し、25年目に事業継承、2018年10月に一人娘が嫁いだ南越前町に移住しました。

さらに、201812月に長沢という場所に「ピッツェリアROSSO」をオープン致しました。

 

何故、移住を考えたか?というと…

一人娘だったので自分達の老後も考え、お互いが動きやすい距離にいられる事。

可愛い孫の成長が近くで感じて元気に働ける事。

という…とってもシンプルな想いからです。

 

お菓子屋時代は本当に忙しくて娘が小さい頃はオーナーと子供が接する時間は殆どありませんでした。

第二の人生は人との繋がりや時間を大切にしたいなぁと考えて、自然豊かな南越前町での移住を決めました。

 

移住前、お店を開業するにあたり長沢の集落へ初めてご挨拶を兼ねた説明会があり、不安と緊張で顔も強張り気持ちもいっぱいいっぱいでした。

おそらく集落の方々も、同じ想いであったと思います。

私達の事業計画を説明し、私達の経歴や心の中の想いをお伝えした事は、今でも私達の原点として大切にしています。

写真=「pizzeria Rossoインスタグラム」より

 

その後は、ピッツェリアの増築工事やペンキ塗りの際にも、集落の方々がお声掛けして下さいました。

更に地域おこし協力隊・流動創生の方々のお手伝いもあり、いつのまにか人の繋がりが生まれて、温もりのある店づくりが出来ました。

 

 

また、季節毎に収穫される新鮮な野菜を集落の方々が提供して下さり、ピッツェリアの前菜に彩りが生まれています。

まさにfarm to tableを実践させて頂いております。

 

 

オープンしてからもお客様から「どこか懐かしい温もりを感じるお店ですね〜」と…

それは、私達だけでなく沢山の人の想いが繋がっているからだなぁと…

 

これからも私達の出来る事は、ほんの小さな事ですが…

シンプルに美味しいピザを作り続けて、コツコツゆっくり南越前町の時間を楽しんでいきたいです!