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南越前町担い手農家インタビュー 「私たちの営農💪」その5

2022.02.04
仕事

その5 笛吹剛健さん

氏名または名称 笛吹剛健
作業場所 鯖波
経営概要 水稲・蕎麦・大豆 30ha
特徴等 水稲の特別栽培、有機栽培に取り組んでいます

 

Q.就農のきっかけを教えてください

A.18歳から進学で県外に出て、関西圏で就職しましたが、色々あって30歳を超えてから農家になりました。5年経った今、農業の基礎をあらためて経験できています。(就農当時に比べて)少しは成長できました。

Q.苦労したことは何ですか

A.自分の体でやってきたことと、そのことを人に教えることは別です。父は人に教えることが上手ではなかったので(教えてもらうことに対して理解度が足りなくて)自分がしている作業に対して「分からないことが分からない」ことが多かったです。けれども、なんとか農業を継続したかったため頑張りました。

 

 

Q.今後の改善案、将来の展望を教えてください

A.簡単なスケジュールを家族と一緒に考え、仕事を決めていかなければなりません。特に農閑期の作業ですね。

農業は天候次第なので、どうしても難しい場面もありますが、できれば決めた通り作業していきたいです。

また、親世代(の農家の方)はこれから減っていきます。そのため規模拡大を前提に、法人化して

人を常時雇用出来るようにしたいです。法人化すれば社会保障を従業員に受けさせることができます。(法人化して常時雇用することを)家族の誰かがギブアップと言う前にやらなければならないと思っています。

両親は口コミで米を売っているので、その流れを引き継いで大きくして、将来農業で人並みに所得が稼げるようになりたいです。農業は夢のある職業と思われたいですね。

 

 

Q.農業を始めるにあたって準備したほうがいいものを教えてください

A.農業の予備知識があった方がいいです。農林事務所の方などにサポートしてもらいたいですね。移住先に行かないと(どういう風に農業をしているのか)分からないことも多いので、色々な方に相談した方がいいですね。

 

Q.今後、町にサポートして欲しいことはありますか? 

A.(うちにも)やがて来る高齢化に備えて、人材のマッチングをして欲しいです。他にも道の駅南えちぜん山海里を活かして、町ぐるみの生産物のPRなどを企画して欲しいですね。

 

Q.農業の魅力、思いを教えてください

A.パッケージ改善や、在庫が切れないようにする等、工夫と頑張り次第で収入が増えます。頑張りが所得にダイレクトに反映されるところが魅力ですね。これからも失敗を恐れず規模拡大を目指していきたいです。

 

 

 

 

執筆 中谷

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